TOPへ

デリケートゾーン

デリケートゾーンのかゆみや
できものでお悩みの方へ

デリケートゾーンのかゆみやできもの│大阪市阿倍野区の婦人科・乳腺外科「あべのBranch」デリケートゾーンのかゆみは、人に相談しづらい悩みの1つです。

一方でデリケートゾーンは皮膚が薄く刺激に弱いうえに、経血やおりもの、汗、摩擦などでトラブルが起こりやすい部位でもあります。また、性感染症など放置すると妊娠や出産に影響が出るものもあります。もし気になる症状があれば、専門家である婦人科に相談しましょう。

このような症状がある方は
ご相談ください

下記のような異常がある場合、何らかの疾患が隠れている可能性がありますので、お早めにご相談ください。

  • デリケートゾーンや周辺の赤み・水ぶくれ・イボ
  • デリケートゾーンのかゆみ
  • 排尿時の痛み
  • 尿道からの膿
  • おりものの量・色・臭い・形状の変化

デリケートゾーンのかゆみの原因・考えられる病気

デリケートゾーンのかゆみには様々な原因があり、性感染症などが隠れていることもあるため注意が必要です。

かぶれ

デリケートゾーンが特定の物質に触れて炎症を起こすことがあります。原因は洗濯洗剤やボディソープ、ナプキンやおりものシートの素材、下着、コンドームなどが考えられます。腫れのほか、強いかゆみ・赤み・発疹などが特徴的な症状です。

性感染症

感染症が原因のかゆみも多く、特に性感染症の場合は不妊の原因となったりすることもあるため要注意です。感染から1週間ほど無症状の潜伏期間があるものも多く、性行為をしてしばらくしてから症状が現れることもあります。

梅毒

梅毒トレポネーマという細菌による感染症です。初期症状は陰部のかゆみやしこりで、進行すると梅毒特有の赤い発疹(バラ疹)が出ます。放置すると心臓や脳などに重い障害を与えることがあります。

クラミジア

クラミジア・トラコマチスという細菌による感染症です。男性は尿道炎によるかゆみや排尿痛などがありますが、女性は自覚症状が少ないため注意が必要です。おりものの増加や不正出血などがあります。

淋菌感染症

淋菌による感染症です。女性は無症状のことが多いものの、かゆみやおりものの異常が現れる場合もあります。

トリコモナス

腟トリコモナスという原虫による感染症です。性行為のほか、下着や浴槽からもうつることがあります。女性は強いかゆみや悪臭のある泡状のおりものが出ます。

性器ヘルペス

単純ヘルペスウイルスによる感染症です。性器に小さな水ぶくれができ、腫れや痛みを伴います。悪化すると高熱や排尿困難になることもあります。

膣カンジダ

体内に常在する菌の1つであるカンジダ菌が増えることで発症します。強いかゆみと、カッテージチーズや酒粕に似たおりものが特徴で、性行為がなくても発症します。再発しやすい感染症です。

マイコプラズマ感染症

マイコプラズマ属の細菌による感染症です。男性はかゆみや排尿痛、膿が出ることがありますが、女性では症状が出ることは少ないですが、おりもの増加や子宮頸部の炎症が見られることもあります。

毛じらみ

毛じらみに寄生されることで発症します。性行為やタオルの共有などで感染し、1~2ヶ月後に強いかゆみが出ます。皮疹や赤みがないのが特徴です。

女性ホルモンの低下

女性ホルモンであるエストロゲンが減少し、膣や陰部の粘膜が乾燥して萎縮性膣炎を起こすことがあります。これによりかゆみや違和感、痛みを感じることがあります。

デリケートゾーンのできもの
の原因・考えられる病気

デリケートゾーンのできものの原因・考えられる病気│大阪市阿倍野区の婦人科・乳腺外科「あべのBranch」できものは、よくあるデリケートゾーンのトラブルの1つです。放置すると大きくなったり、痛みが生じたりすることもあります。

毛嚢炎・毛包炎

毛の根元にある毛皮に細菌やカビなどが感染して、赤いブツブツや膿が溜まった膿包ができる病気です。ムダ毛処理の後や月経中などで起こりやすく、押すと痛みが出ることもあります。

バルトリン腺嚢胞

膣の左右にあるバルトリン腺の出口に、嚢胞という袋状のものができてしまう病気です。ここに粘液が溜まるとバルトリン腺嚢胞腫となり、さらに細菌感染が起きて膿が溜まるとバルトリン腺膿瘍になります。放置すると腫れや発熱、強い痛みが出て、歩行や性交が困難になります。

嚢胞だけでは治療は必要ありませんが、進行すると症状に応じて薬や膿を出す処置が必要です。再発を繰り返す場合は手術を行うこともあります。

粉瘤

皮膚の下に角質や皮脂が溜まり、袋状になったものです。細菌感染すると赤く腫れ、痛みや膿が出ることがあります。軽症であれば薬で治療しますが、悪化すると切開して膿を出すこともあります。

接触性皮膚炎(かぶれ)

下着やナプキン、洗剤などの刺激でかゆみや湿疹が出る皮膚炎です。刺激の少ない下着に変えるなど、原因となる物質を避けることで改善します。

性器ヘルペス

単純ヘルペスウイルスによる感染症で、水ぶくれや強い痛みを伴います。初感染では症状が重くなる傾向にあり、歩くことや排尿が困難になる場合もあります。一度治っても感覚神経節に単純ヘルペスウイルスが潜伏してしまうため、再発が多い病気です。

尖圭コンジローマ

ヒトパピローマウイルス(HPV)による感染症で、性器や肛門にイボができ、かゆみや違和感を伴うことがあります。自然に消える場合もありますが、再発しやすいのが特徴です。

尿道カルンクル

尿道出口にできる良性の小さなできもので、更年期女性に多く見られます。出血やかゆみ、痛み、異物感が出ることがあります。小さい場合は薬、大きい場合は手術で治療します。

かゆみやできものを放置せず、悪化する前に早めにご相談ください

デリケートゾーンのかゆみ・できものが心配な方へ│大阪市阿倍野区の婦人科・乳腺外科「あべのBranch」症状が軽く一時的に治まっても、放置すると悪化するものもあります。特に性感染症の場合はパートナーへの感染リスクも続き、最悪の場合は不妊の原因となるものもあります。早めに検査して治療することが大切です。上野会クリニック あべのBranchへお早めにご相談ください。